録音を Tinrec に任せて、数分で文字起こしと要約を作成
音声・動画のアップロード、多言語文字起こし、AI 議事録、タスク抽出に対応
オンライン音声文字起こしが必要な理由:よくある3つの誤解を避けよう
多くの人は「無料オンライン音声文字起こし」と聞くと、録音ファイルをウェブページにドラッグして数秒待てば文字起こしが出てくる、というイメージを持っています。
しかし実際に使ってみると、本当の落とし穴は文字起こし自体ではなく、その後のステップにあることが多いです。
第一の誤解は「無料」=「無制限」という考え方です。ほとんどのオンラインツールの無料プランには、1ファイルの長さや月間の分数制限があります。1回に3分の音声しか処理できないものもあり、1時間の会議録音を扱うには自分でファイルを分割する必要があります。
第二の誤解は、文字起こしだけを見て、その後のことを考えないことです。文字起こしができた後も、段落分け、要点の抽出、ToDoの整理が必要です。ツールがただ長いテキストを返すだけなら、節約できる時間は限られます。
第三の誤解は、ファイルの行き先を無視することです。会議録音を第三者のサーバーにアップロードする場合、転送が暗号化されているか、保存期間はどれくらいか、削除できるかなどは、使う前に確認すべきことです。
以下では、オンラインで使える6つの音声文字起こしサービスを整理し、それぞれの無料枠、制限、適した利用シーンを明確に説明します。
Tinrec(秒聴録音)|文字起こしから整理、チーム連携まで一気に完了
Tinrec(秒聴録音)は、個人とチーム向けのAI会議記録・コラボレーションツールです。音声を文字にするだけでなく、「文字にした後どう使うか」に重点を置いています。多くのオンラインツールは文字起こしを渡して終わりですが、Tinrecはその次の段階、つまり文字起こしを検索可能・質問可能・共有可能なデータに変えることを目指しています。
会議ボット不要:デスクトップ版はPCのシステム音声を直接取得するため、Zoom、Google Meet、Microsoft Teams、Webexなどのオンライン会議を処理する際に、会議室にボットを追加する必要がありません。
文字起こし後の整理:要約、章立て、ToDoを自動生成。1時間の会議を最初から最後まで読む必要はなく、要約を見れば要点を把握できます。
会議内容への追加質問が可能:AIチャットで今回または過去の会議について質問できます。「前回、仕様変更を言い出したのは誰だったか」を探すのが特に便利です。
入力ソースは会議だけではない:リアルタイム録音、モバイル録音、音声・動画ファイルの文字起こしが可能で、一部の公開動画リンクにも対応しています。
既存のワークフローへエクスポート:整理結果はNotion、Google Docs、OneNote、Dropboxなどにエクスポートでき、さらにレポート、表、議事録を生成することもできます。
料金について、個人版は無料版、週カード、Pro月額カード、Pro年額カードに分かれています。公式は利用タスクに応じた選択を推奨しています。たまに録音を整理するなら無料版、短期集中の会議なら週カード、毎週定期的に使うならPro、長期的に録音データを蓄積したいなら年額カードが適しています。チーム版はUSD 29.80/有料席/月、年払いUSD 199/有料席/年(約USD 16.58/月)で、各有料席に月2,000分のチーム共有取り込み枠が提供されます。初回対象チームは7日間トライアル、無料席1つ、チーム共有取り込み枠300分を利用できます。実際の価格と特典は正式な購入ページを基準とします。
こんな人に:中国語の会議記録が必要な人、会議ボットを追加したくない人、会議データをチームの資産として蓄積したい人。
MyEdit|文字起こしと同時に字幕も作れるオンラインツール
MyEditのAI音声文字起こしツールは、MP3や録音ファイルを文字起こしし、プレーンテキスト(.txt)または字幕ファイル(.srt)でエクスポートできます。中国語、英語、日本語など9言語に対応しています。
特徴的なのは音声編集機能と連携している点で、文字起こし後そのまま動画字幕を作成できます。文字起こしは自由に編集でき、タイムスタンプを付けるかどうかも選べます。
無料プランは毎日ログインでもらえるポイントで利用するため、毎日無料枠があります。大量に生成する場合は音声Proにアップグレードすると、毎月360ポイントが付与され、他のAI音声ツールも利用可能になります。
こんな人に:たまに動画に字幕を付けたい、ライトなニーズのクリエイター。
cSubtitle|中国語に特化したオンライン文字起こしサービス
cSubtitleは中国語(標準語)の認識を主力としており、公式説明では中国語コーパスで訓練されているとのことです。動画や録音ファイルをアップロードすると、テキストファイルとWordファイルをダウンロードできます。内容には句読点と段落分けが含まれ、Wordファイルにはタイムコードが付いているので聞き直して修正するのに便利です。また、.subと.vtt字幕ファイルも自動生成されます。
アカウントなしでアップロードでき、MP4/MOVなどの動画形式とMP3/WAV/M4A/OGG/WMAなどの音声形式に対応。1ファイルの容量上限は4GB、長さは5時間以内です。
無料版では3分の短いファイルを迅速に試用できます。長いファイルや履歴の確認にはプロ版が必要です。
こんな人に:内容が主に中国語で、録音をタイムコード付きの文稿に素早く変換したい人。
Monica|AIツール統合型の無料文字起こし
Monicaは多様なAI機能を統合したツールで、音声からテキストへの変換も含まれます。使い方は音声ファイルをアップロードするか直接録音すると、システムが自動で文字起こしし、オンライン編集とエクスポートに対応します。
公式によると、新規ユーザーには30分の無料試用時間が提供され、試用終了後は有料プランに移行して継続利用できます。中国語、英語、スペイン語など多言語に対応しています。
特徴は、文字起こしとAIチャット、マインドマップを同じインターフェースに統合している点で、文字起こし後そのままAIに要点整理を依頼できます。
こんな人に:すでにMonicaの他のAI機能を使っていて、別のサイトを開きたくない人。
録音の整理を手作業から解放
音声・動画をアップロードするだけで、文字起こし、要約、タスクを自動作成
TurboScribe|長いファイルと一括文字起こしのコスパ重視の選択肢
録音が「とても長い」または「たくさんある」場合、TurboScribeは前述のツールより使いやすいでしょう。長いファイルと一括アップロードが特徴で、有料版は1ファイル最大10時間または5GB、一度に50ファイルまでアップロードできます。
無料プランは1日3ファイルまで、1ファイル上限30分。Unlimitedプランは年払いUSD 120で、月あたり約USD 10です。
注意点として、これはどちらかというと「ファイル文字起こし」ツールであり、オンライン会議のリアルタイム記録用ではありません。
こんな人に:授業の録音やインタビューファイルを大量に一括処理したい学生や研究者。
Notta|多言語文字起こしとチームプラン
NottaはTinrecと重なる部分が多く、マルチデバイス文字起こし、会議記録、ファイルインポート、翻訳、チームプランを備え、多言語対応が強みです。
無料プランは月120分、1回の内容は最大3分。Pro年払いは月あたり約USD 8.17で月1,800分。Business年払いは1席あたり月約USD 16.67で、文字起こし無制限、役割権限、利用状況レポートを提供します。
こんな人に:会議の言語が多様で、多言語文字起こしが必要なチーム。
これだけある中で、どう選ぶ?
- 文字起こし後にそのまま要約、章立て、ToDoが欲しい → Tinrec。多くのオンラインツールは文字起こしだけを提供し、整理は自分で行う必要があります。
- 会議中にリアルタイムで記録したい → Tinrec。デスクトップ版はボットなしでオンライン会議を録音し、会議中に文字起こしします。
- 会議データをチームに残し、メンバーが退職しても持ち出せないようにしたい → Tinrecチーム版。データはチームに帰属し、役割、席、利用量、監査管理があります。
- 言語をまたぐ会議やバイリンガル文字起こしが必要 → Tinrecはリアルタイム翻訳と原文/訳文/バイリンガル表示に対応。
- 1本の動画に字幕を付けるだけ → MyEditの.srtエクスポートで十分です。
- 録音がすべて中国語で、タイムコード付きWord文稿が欲しい → cSubtitle。
- 長い録音を大量に一括処理したい → TurboScribe。
- 予算ゼロ、月に1〜2回だけ文字起こし → 各社の無料枠を利用。中でもMyEditの毎日ログインでもらえるポイントは最も手軽な無料オプションです。
オンライン音声文字起こしを使う前に知っておくべき5つのこと
1. 無料枠は通常「時間」で数えられ、「回数」ではない 「無料」と見たら、まず制限がどこに書かれているかを確認しましょう。月に何分か、1ファイル何分か、1日に何ファイルか。Nottaの無料版は月120分、1回最大3分という典型例で、短い録音には十分ですが長い会議では制限に引っかかります。
2. 録音品質がすべてを決める どんなに優れたAIでも、反響やノイズだらけのファイルは救えません。会議前にマイクを近づけ、近くの扇風機を消す方が、後からツールを変えるより効果的です。多くのツールは固定の精度を約束していません。それは本当に音声条件に依存するからです。
3. 文字起こしはゴールではない 良い文字起こしには、段落分け、タイムコードの付与、ToDoの抽出も必要です。毎回手動でこれらを行うなら、半分の手間しか省けていません。ツールを選ぶときは「文字起こしを得た後、さらにどれだけ時間がかかるか」を考えましょう。
4. 録音前に同意権を考える 会議録音は参加者の権利に関わるため、現地の法規制によっては事前の告知や同意が必要な場合があります。第三者サービスにアップロードする前に、ファイルの転送と保存方法を確認することも重要です。
5. 価格は決済通貨とサイクルを確認 多くのツールの表示価格は米ドルで、月払いと年払いで大きく異なります。NottaのPro年払いは月あたり約USD 8.17、Businessは1席あたり月約USD 16.67という表記もその一例です。注文前に月払いか年払いかをよく確認しましょう。
まとめ
オンライン音声文字起こしのハードルは今とても低く、無料枠はほぼどのサービスにもあります。本当の違いは「文字起こし後に何が得られるか」です。
文字起こしだけが必要なら、無料枠が取得しやすいサービスを選べば十分です。会議記録、要約、ToDo、そして継続的に検索できるデータベースが必要なら、Tinrecは最初に試すことをおすすめする選択肢です。特に中国語の会議、会議ボットを追加したくない場合、チームでデータを共有・蓄積したい場合に適しています。
まず手持ちの最もリアルな録音で無料版を試し、その後続けるかどうかを決めることをおすすめします。
よくある質問
Q1:オンライン音声文字起こしの無料ツールは本当に完全無料ですか? ほとんどは「無料枠がある」のであって、完全無料ではありません。一般的には毎月一定の分数、毎日一定の回数やポイントが提供され、超過すると有料になります。cSubtitleの無料版は3分、Monicaは30分試用、TurboScribeは1日3ファイル、Nottaは月120分などがこのパターンです。
Q2:無料版は結局十分ですか? 利用頻度によります。月に1〜2回短い録音を文字起こしするだけなら無料枠で通常足ります。毎週会議を整理するなら月中に使い切ってしまうでしょう。その場合は有料プランの月額コストを比較すべきです。
Q3:文字起こしは正確ですか? 現在のAI文字起こしはクリアな音声では良好な結果を出しますが、精度は録音品質、背景ノイズ、アクセント、複数人の同時発話、専門用語に影響されます。重要な内容は録音と照合して確認することをおすすめします。
Q4:会議録音をオンラインツールにアップロードすると、プライバシー問題はありますか? ツールがファイルをどう処理するかによります。使用前に暗号化転送、保存期間、削除方法を確認しましょう。チーム会議の場合は、録音前に参加者の同意を得て、現地の法規制を遵守することをおすすめします。
Q5:文字起こしだけ欲しい、要約やToDoは不要な場合、どれを選ぶ? 無料枠が大きく、エクスポート形式が充実したツールを優先するとよいでしょう。ただし文字起こしの整理自体に時間がかかるなら、要約とToDoもツールに任せることを検討してみてください。Tinrecはその方向で設計されています。
Q6:文字起こしは商用利用できますか? 例えばMyEditの場合、公式説明ではツールで生成された文稿と字幕ファイルは商用利用をサポートしています。ツールによってライセンス条項が異なるため、商用利用の前にそのツールの利用規約を確認することをおすすめします。
参考ソース
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